英会話を勉強したいと思うきっかけはいろいろありますね。
字幕なしでハリウッド映画を見たい!
外人の彼氏彼女を作りたい!
海外を一人で旅していろいろな人と話をしてみたい!
などなど……
あなたはどうでしょうか。
仕事であるいは会社で、どうしても英語を使う必要に迫られたことがある人や、きっと将来必要になるに違いないと思っている人は結構多いと思います。
学生の時は自分には関係ないと思っていた人も、いざ就職して会社の中をよく見てみると、日本の会社なのに結構海外への輸出が多かったり、海外に工場や支社支店があったりと、意外に海外とのやりとりをしている人が多いことに気がついた、などという人も多いのではないでしょうか。
日本の人口はもう減り始めています。日本の会社でも海外に進出しなければ売上の拡大は見込めくなってきています。
今は小さな会社だから日本国内だけという状況ではなくなっています。
むしろ小さな会社だからこそ日本国内での競争を避けて海外を目指すということもあります。
こんな環境ですから、いつ「来月タイ出張ね。」とか「今度シンガポールに支店を出すから駐在で行ってくれる?」とか言われるかわかりません。
日本にいても海外の取引先とのメールでのやり取りや電話も全部英語です。
時には電話会議やビデオ会議に呼ばれることもあるでしょう。
今思い立った時から準備を始めるに越したことはありませんね。
ビジネス英会話は日常会話と何が違う
ビジネス英会話とはなんでしょうか?
同じ英語を使うのですから、「それが仕事相手との商談だろうが、友達との会話だろうが一緒じゃないか」、と思うかもしれません。
たしかに英語ですから正しい英語さえ話せば、ちゃんと相手には通じます。(相手が英語のわかるちゃんとした人ならばですが・・・)
また、ビジネス英会話でも、仕事相手や海外の支店に勤める現地の人が来日した時に一緒に食事に出かけたり、お土産を買うのに付き合ったりという時には、食事や買い物といった日常英会話が必要になるわけですから、ビジネス英会話ができるようになれば日常会話だって問題ありません。
そもそも、ビジネス英会話は商売のための手段ですから、お互いが理解し合うためのツールなのです。
そういった意味ではビジネス英会話は、お互いがお互いを尊重して分かりあえるように努力するので、言いっ放しでもOKの日常会話よりも意外にやさしいと言えるかもしれません。
日常会話では、例えばあなたがニューヨークの街を歩いていて道に迷ったとします。
道行く人に行き先までの道順を聞こうとしても、相手はあなたがその場所にたどり着けてもつけなくても関係ありません。
まずあなたを助けてくれる人を見つけるのも大変ですし、運良く立ち止まってくれる人がいても、その人にとってはあなたが目的地にたどり着けなくても何も困りません。
ですからあなたの英語のレベルに合わせてゆっくりわかりやすく話してくれるということは期待できないのです。
でもビジネスではそうはいきません。
商売をするのですから、お互いが利益を得るという共通の目的に向かって、最終的には何をいくらで売り買いをするのかを理解し合わなければ目的は達成できないのです。
つまり、英語がわからないと困るのはあなただけではなく、相手も同じなのです。
ですからビジネス英会話は実はとっつきやすい英語だと言えます。
ビジネス英会話の何が苦手ですか
ビジネス英会話はとっつきやすいと言いましたが、ビジネスで英語を使ことに苦手意識を持っている人は多いと思います。
いったいビジネス英会話の何が苦手なのでしょう。
ある人は「電話が全然ダメ」、別の人は「会議になると全く耳に壁ができる感じ」というように、人によって苦手と感じるシチュエーションはいろいろだと思います。
また、仕事で使う英会話や英語は、日常の会話とは少し違う言い回しや表現がいろいろあり、これを知っているかどうかで相手からの評価や、自分の英語に対する自信もずいぶん違ってくるとは言えます。
でもそれは大した問題ではありません。何回かそういったシチュエーションに出くわせば、覚えてしまいますし、そもそも独特の表現や言い回しはそんなにたくさんあるわけでもありません。
ビジネス英会話に限らず、英語に対する苦手意識は「自信のなさ」からきていると言ってもいいでしょう。
中学から大学まで最低8年間も英語の勉強をしたのに、なんとなく英語に苦手意識を持っている人は多いですね。
「私は全然勉強しなかったから」という人はちょっと置いておいて、「それなりに努力したのに」という人がほとんどだと思います。
それなのにどうして英語を話せるようにならないのでしょうか?
皆さんは、「頑張って外人に話しかけたら、???という顔をされた」とか「せっかく一生懸命話していたのに、相手がわからない顔をした時側にいた同僚がスッと会話に入ってきてドヤ顔された」とかいう経験はありませんか?
こんな経験を何回かするうちに、「英語は自分には向いてないのね、自分の担当ではないのね」と納得してしまい、結局英語から離れていく人も多いだと思います。
多くの人たちは、学校で習ったことを思い出しながら時間をかけて話し、相手もそれに付き合ってくれるだけの我慢強さと時間があれば英語でちゃんと会話は成立するのです。
残念ながら、仕事で英語を使う状況では、このように時間をかけているわけにはいかないので、相手も悪気はなくても「あなたの言っていることがわからない。誰か他の人はいないのか?」となってしまうのです。
英会話で自信をつけるには?
では英会話で自信をつけるにはどうすればいいのでしょうか?
まず第一に言えることは、「それなりの努力と投資は必要である。」ということです。この「投資」という意味はお金のことだけではありません。それなりにあなたの大切な時間も使わなければ自信をつけることはできません。
お金と時間をかける覚悟ができましたか?
では具体的になにに投資すればいいのでしょうか。
世の中にはさまざまな英語学習教材があふれています。誰でもできるだけ楽をして英語を勉強したいので、「聞き流すだけである日突然英語が話せるようになった!」などというキャッチフレーズについ誘われてしまいがちですが、世の中そんなに甘くはありません。
自分が英語で自信をなくした時を思い出してください。必ず相手がいたでしょう?
自信をなくした原因は自分ではなく相手なのです。
ですから、相手がいない状態でいくら英語がわかるようになっても、英会話に自信を持つことはできないのです。
英会話上達に抜け道はありませんが、できるだけまわり道はしないように、でも近道を通りたいですね。
では近道とはなんでしょうか?
それは、
人間を相手に英語を話す時間を増やすことです。
あたりまえのことのようですが、やはり英会話の上達には英語を話す時間を増やすことがもっとも効果的です。
ビジネス英会話短期集中スクール
英語を話したり学習したりする時間を強制的に増やすために、コンサルタントがついて学習を徹底的にフォローする、コーチングスタイルのスクールが増えています。
ビジネス英会話をウリにしている英会話スクールはいくつもありますが、短期集中コーチングスタイルのスクールは特に社会人を中心に指示が増えています。
実際にスクールに通うものや、オンラインを組み合わせたものなど、それぞれ特徴がありますが、共通していることはそれぞれの英語のレベルに合わせた個別のプログラムを作り、それを徹底的にフォローするというスタイルです。
最近は、オンラインで好きな時間に手軽に先生と話すことができるオンラインの英会話スクールがずいぶん増えてきました。
こういったところは、料金も比較的低く抑えられており、1日15分でも毎日英語を話す機会が手軽に作れるという意味では大変優れています。
しかし、仕事で必要に迫られ短期間に英語を上達させたいビジネスマン、ビジネスウーマンにはあまり効率的ではありません。
もちろん毎日英語で会話する時間を作ることは英会話の上達に大変有効です。
でも、目標もなく漫然と毎日の出来事を題材に話すだけではビジネス英会話の上達には不十分です。
短期集中のビジネス英会話を専門にしているスクールは、個人のレベルや目標に合わせたカリキュラムを設定し、それに沿った学習を徹底的にフォローすることによって効果的に英会話力をつけることができるようにプログラムが組まれています。
したがって、一般の英会話スクールなどに比べると料金は高く設定されています。
それぞれの特徴をよく理解して自分にあったスクールを選びたいですね。
オススメの短期集中型のビジネス英会話スクールを紹介します。
ALUGO
ALIGOはスクールに通うのではなく、全てスマホのアプリを使ってオンラインでレッスンが進むユニークな英会話スクールです。
特徴:
- スマホのアプリでは、個人に合わせたレッスンが受けられるだけではなく、宿題、復習などのタスクの管理も行われます。先生の顔は見えませんが、かえって話す、聞くことに集中できるメリットもあります。
- バイリンガルのコーチとのカウンセリング、フィードバック、レッスンを合わせて1回50分のバイリンガルセッションを挟んで、英語だけで進められる25分の英語レッスンが2ヶ月(8週間)で合計48回(1日1回なら週6日)プログラムされます。そ
- レッスンに加えて毎日送られてくる、自分のレベルや弱点にあった宿題をこなしていきます。
- ALUGOというスクールの名前からもわかるように、スマホのアプリで学習をサポートするアルゴリズムが大きな特徴です。
アプリを通して行われるレッスンで自分が使った単語や構文をアプリが解析して、それぞれの弱点を見つけ出し、レッスンのカリキュラムを変更したり、適切な宿題を出したりというように、レッスンを進めるにつれて効率的な学習ができるように教材がどんどん最適化していきます。 - レッスンの中で自分が書いた文章だけでなく、話した会話内容も文章に書き起こしたうえで、ネイティブのコーチが添削してくれるので、自分のクセやいつも間違える表現などが自分で見ることができ、効率的な上達が期待できます。
- 2ヶ月間コーチのフォローによる成果コミット型の英会話スクールです。
料金:
2ヶ月 378,000円(税別)入会金 なし
30日間の全額返金保証制度があります。
ロケーション:
全てアプリを使ってオンラインで行われるので、実際に通うスクールはありません。
日本全国どこにいても受講することができます。
自宅だけでなく通勤時間や移動時間の隙間を利用して効率的に学習したい人。
レアジョブ本気塾
レアジョブは通常のオンライン英会話スクールを運営しています。
この「レアジョブ本気塾」は、その中でも一人ひとりにトレーナーがついて、短期集中で徹底的にフォローをしてくれるスクールです。
特徴:
- 基本は「ハンズオンコース」は、2ヶ月間の短期集中コースです。
- 個人に合った2ヶ月間のカリキュラムと、毎週1回60分、8回にわたる日本人のトレーナーとの面談で毎週のスケジュールを作り、強力なフォローを受けながら勉強を進めていきます。
- オンラインのレッスンは無制限に受けられることも大きな特徴です。
- このコースでは、2ヶ月の間、毎日2時間以上の勉強時間を取ること、そしてオンラインのレッスンも毎日1時間以上受けるように勧めています。
料金:
2ヶ月 350,000円(税別)入会金 50,000円(税別)
ロケーション:
トレーナーとの面談のために週1回東京の原宿のスクールに出かけることになります。
そのほかの事務所はありません。
プログリット
2ヶ月間週80時間の学習を続けるようにコンサルタントと呼ばれるコーチが徹底的のフォローをする英語コーチングスクールです。
特徴:
- 英会話のレッスンはなく、教材も個人のレベルや目的に合わせて市販のものを使います。
- 必要に応じてオンライン英会話をカリキュラムに加えることもあります。
- 2ヶ月間に8回のコンサルタントとの面談で学習状況をチェックし、毎週80時間の学習時間を確保できるようフォローします。
料金:
2ヶ月 328,000円(税別) 入会金:50,000円(税別)
30日間の全額返金保証制度があります。
ロケーション:
コンサルタントとの面談の場所として
東京は有楽町、新宿、渋谷、赤坂見附、神田秋葉原、池袋
東京以外は、横浜、名古屋、大阪梅田
にオフィスがあります。
コンサルタントからのフォローのための週1回の面談に行きやすいことを重要視する人。
ビジネス特化型短期間集中英会話の【PROGRIT】 公式ページはこちら
スパルタ
基本は3ヶ月間の、マンツーマン、オンライン、グループを組み合わせたレッスンと、学習をフォローするコンサルタントとの面談です。
特徴:
- 3ヶ月間に マンツーマンレッスン24回(週2回、1回50分)
- オンラインレッスン24回(数2回、1回25分)
- コンサルタントとの面談6回(月2回、1回50分)
に加え、期間内はグループレッスンは何回でも好きなだけ通うことができるという大きな特徴があります。
料金:
3ヶ月 450,000円(税別) 入会金 50,000円(税別)
ロケーション:
オフィスは東京の新宿と自由が丘だけです。
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まとめ
海外赴任が決まった、海外出張までに英語のレベルアップがしたい、海外とビジネスをする部署に異動になったなど、仕事で必要に迫られ短期間で成果を出したい人には、ビジネス英会話を得意とする短期集中のコーチング型英会話スクールがおすすめです。
スクールによって、オンラインと実際のスクールの組み合わせや、カリキュラムに特徴があります。どのスクールでも無料体験コースを受講することができるので、まずは無料体験コースの申し込んだ上で自分に合ったスクールを選びましょう。
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